お絵かきマンガ
−多分カ○オ編−


Special thanks to Gorieman



〜前回のあらすじ♪〜

キテ○ツとの壮絶な戦い後―――。
人々は皆平和に、ごくごく普通な暮らしを送っていました。
―――あれから10年の歳月が流れ・・・。




☆Start☆





− 街外れの墓場 −


どう見ても その場には不似合いな人物が、
ただひとり 墓参りをしていた・・・。
プリキュアの映画公開中なワケですよダンナ!!別に観ようと思・・・うーーん




??? 「しん○すけ・・・久しぶりナリ・・・。
      早いもので、今日でお前が死んで もう10年ナリ。
      もしも、お前が生きていたら15歳だったナリな・・。」あー!




野原ひ○し 「誰だ貴様・・・そこで何をしている!!?」みつかっちぉ〜

この男の名は 野原ひ○し―――。
こう見えても しん○すけの父親である。


??? 「・・・・・!!!!!」




『 ココには二度と近づくな! 』


野原ひ○し 「前にも忠告したハズだがな・・・。
        貴様らのせいで、俺の可愛い息子は死んだ。
        その上 狂った爆弾魔扱いまでされちまった!」




コ○助 「そ、それは断じて違うナリ。
      しん○すけは狂った爆弾魔では無いナリ・・・。
      確かに学校を爆破するというやり方はよくないが、
      あれはキテ○ツという悪を倒す為の・・・。」遊びは終わりよ!
野原ひ○し 「・・・黙れ・・・。」




野原ひ○し 「黙れ・・!黙れぇぇぇーッ!!
        警察すら手に負えない組織との戦いに、
        たった5歳のしん○すけを巻き込んだ――!
        その事に変わりはないんだよ!!!」真実は告げる
コ○助 「!!!そっ・・・それは・・・・。」




コ○助 「(クッ・・・何も返す言葉がないナリ・・・!)」

野原ひ○し 「サッサと消え失せろぉー!!
        今すぐにこの場から立ち去れぇぇーッ!!」




コ○助 「・・・・わかったナリ・・・・。」

野原ひ○し 「・・・わかったのならば・・・、
        とっとと おウチにかえりなさい!




コ○助 「しん○すけ・・・しん○すけ・・・。」いづみ姉ぇ様・・良ッ♥

あてもなく さまようかのような足取りのコ○助。
しかし、その足は とある場所へと向かっていた・・・。








通称 : ギルド

街の中心にある 一軒の店。
この店は賞金稼ぎたちの集う店となっており、
主に情報交換や、作戦会議などが行われている。

あ  〜  た  し  さ  く  ら  ん  ぼ  〜  ッ  ♪





風間ト○ル 「おい!聞いたか・・・例の話。
        K.Bの懸賞金がまた上がったらしいぜ。」


この男の名は 風間ト○ル。
かつては しん○すけと友だった男。現在は賞金稼ぎ。
今はコ○助と行動を共にし、カ○オの行方を追っている。
コ○助の良き仲間である。 しかし・・・、

今日がしん○すけの命日という事は忘れている・・・。





ブロードバンド 「What's this!?」


- ブロードバンド -

USAにある連邦通信委員会、
主に子供向けページのナビゲートを行うキャラ。
ドラ○もんの事については 知らないらしい。
同じく賞金稼ぎをしている、しかし日本語はあまり通じない。
コ○助・風間とは仲間である。




ガチャッ!

ブロードB 「Look at there. Someone came.」

(あっちをみろ、誰か来た。)

風間ト○ル 「お、誰か来たな・・・コ○助か??」




風間ト○ル 「やっぱりコ○助だ、おかえ・・・・って、
        なんだ、やけにアイツ表情暗いな・・・。」

ブロードB 「His expression is strange.What happened?」

(様子がおかしい。何かあったか?)




風間ト○ル 「どうした?? うかない顔をして・・・。
        磯野カ○オの情報でも入ったか!?」

コ○助 「いや、しん○すけの墓参りに行ってたナリ。
     でも生憎ヒ○シ殿に追い返されてしまったナリ・・。」

風間ト○ル 「あ!そうか・・・今日はしん○すけの・・・。」




風間ト○ル 「10年―――カ○オの有力な情報が掴めぬまま
        いつの間にかそんなに経っていたんだな。
        あの野郎、一体何をやっているんだろうな・・。」

コ○助 「・・・我輩も知りたいナリ。」




コ○助 「今までは小物ばかりを調べてきたナリが、
      恐らくヤツはもっと大物になったかもしれない。
      ・・・もしくは、既に死んでいるか―――。」

風間ト○ル 「どうする?? 方針を変えてみるか。
        今度は大物狙いで行ってみるか??」

ブロードB 「It is scary ……! !」

(それは恐ろしいな・・)




???? 「 ヘイ!!そこのアナタ、お願いがあります!!」

ブロードB 「Oh……Who are you??」

(あなたは一体誰ですか?)

風間ト○ル 「・・・ん、お客さんの登場か??」




波野イ○ラ 「ワタクシは 波野イ○ラ と申す者であります。
        実は昔、磯野家とも親交があったのです。」

風間ト○ル 「ま、まさか!!あのイ○ラとかいうガキ・・!?」





ジャッジャジャーン!

波野イ○ラ 「その通りであります!!
        昔は ハーイ、チャーン、バブー しか話せません
        でしたが、ココまで成長出来ました!!
        これもすべて美人なタ○コママのおかげです。」

コ○助 「(よくぞここまで進化したナリ・・・)」




風間ト○ル 「それで、ココに一体何の用だい??」

波野イ○ラ 「ハイ。どうしてもお願いしたい事があるんです。
        実は・・・故郷の街にダークパンマンという、
        “パン人間最後の男”と名乗る者がやって来て
        罪もない人々を苦しめているんです!!」

風間ト○ル 「ダ、ダークパンマン・・だと!?」

ブロードB 「Kazama…Do you know??」

(知っているのか、カザマ!?)




風間ト○ル 「あぁ・・・風の噂で少し聞いた事がある。
        あの K.B に次ぐ強力な力を持つ組織、
        新パン帝国の将、ダークパンマン!!」

ブロードB 「It is a news never heard of.」

(ほぅ・・、それは初耳だな。)

風間ト○ル 「そして、その実力はキテ○ツを含むパン人間の
        中でも最強を誇るものらしい・・・。」




波野イ○ラ 「知ってるのなら話は早いです。
        どうかそいつを倒して我々を助けて下さい!」

ブロードB 「It is very interesting. I will do!」

(実に興味深い話だ。オレは乗ったぜ!)

コ○助 「・・・我輩も実に興味があるナリ!」




コ○助 「謎のパン人間、ダークパンマン・・・ナリか。
     そういえばカ○オのヤツも昔言っていたな。
     同じパン人間の一人であるカレーパ○マンから
     カレー神拳 とかいうのを習ったとかなんとか・・・。
     これはひょっとするとカ○オの情報も入るかも――。

     そしてコレはあくまで我輩の勘だが、カ○オのヤツが
     ダークパンマンと同じ組織内にいる可能性も・・。」




コ○助 「よしっ!!我輩はやるナリ!!」

ブロードB 「I agree with the opinion.」

(オレも同じ意見に賛成だ!)

風間ト○ル 「俺も もちろん 協力するぜ!!」

波野イ○ラ 「あぁ・・・!ありがとうございます!!
        ホントに心から感謝いたします、皆さん!!」




波野イ○ラ 「では皆さん、裏口にお車を用意してあります、
        ワタクシに付いてきて下さいませ。
        一緒にダークパンマンの所に向かいましょう。」

風間ト○ル 「オォ・・・車が用意してあったとは・・・!」

ブロードB 「It is the first time to take the car!」

(オレ車に乗るの初めて。楽しみ♪)

コ○助 「随分と気の利いた依頼主ナリ♪」




波野イ○ラ 「あ、皆さんあの車です!さぁ乗って下さい。」

ブロードB 「It seems to be slow….」

(なんか遅そうだな・・・)

コ○助 「では遠慮なく乗らせていただくナリ!」




〜 そのころ 〜

ココより遠く離れた とある船の中にて―――。




???? 「 ハッ○リよ・・・。
        忍者ハッ○リよ、我の前に姿を現すのだ。 」




ハッ○リ 「 ハッ!!忍者ハッ○リ、ただ今参上。
       ????様、どのような御用でありますか?? 」


− 忍者ハッ○リ −

忍者である事以外の詳細は不明。
主に諜報活動やスパイをこなす と考えられる。




???? 「 どうだ、ダークパンマンは上手く消せそうか? 」

ハッ○リ 「 ハッ!その件でございますか。
       心配には及びません。強そうな賞金稼ぎを騙し、
       上手く利用して、ダークパンマンを消せ!!
       ―――と、イ○ラに命じておきました。 」

???? 「 ・・・大丈夫なのだろうな?? 」




ハッ○リ 「 それについては 大丈夫でございます!!
       “強 そ う な 賞 金 稼 ぎ に し ろ !
       と、何度も念を押したので心配ありません。 」

???? 「 う、うむ。声が大きく実に良い返事だ・・・。
        しかし、お前のその言葉を信用しないワケでは
        ないが イ○ラだけでは少々不安だな。 」




???? 「 ハッ○リよ、お前に命令だ。
        お前も影から様子を見に行ってくるのだ!
        イ○ラのヤツが ヘマをしでかすかもしれん・・ 」

ハッ○リ 「 ハッ!かしこまりましたでござる。 」

???? 「 うむ。もしイザとなった時は・・お前が殺れ!! 」




ハッ○リ 「 では・・・いてきまーす♪ 」(タ○ちゃん風)

シュバッ!

???? 「 ・・・・・・・。 」




〜 そのころ 〜

コ○助、ト○ル、ブロードバンドたち一行は――。
イ○ラと共に 荒野を車で飛ばしていた。




ブロードB 「 It is too hot…. I dried up the throat! 」
(暑すぎる・・・ノドが渇いてきちまった・・・)

風間ト○ル 「 ぉぃぉぃ・・・まだ着かないのかよ・・・!
         頼むぜ、イ○ラちゃんよぅ・・・。 」

波野イ○ラ 「 もう少しです!・・・もう少しの辛抱です・・・。 」




コ○助 「 なぁイ○ラちゃん ちょっと聞いてほしいナリ。 」

波野イ○ラ 「 はぃ、何でしょう? 」

コ○助 「 多分覚えてはいないと思うナリが、実はその昔
      我輩はイ○ラちゃんと一緒に遊んだ事があるナリ

波野イ○ラ 「 ・ ・ ・ ! ! ! ! ! 」




コ○助 「 ・・・と言っても かなり昔の事ナリ。 」

波野イ○ラ 「 何ですって・・・!
        (全く覚えがない、いつの事を言ってるんだ) 」

コ○助 「 そう、アレは―――○○年前の事、
      我輩がカ○オと出会ったばかりの頃の事ナリ。 」




コ○助 「 出会ったばかりのカ○オが、我輩との交流を
      深めようと 3人で一緒によく遊んだナリ。
      危険なお遊び、夜のお遊び、etcetc・・・。 」

波野イ○ラ 「 なるほど・・・そういう事だったんですか。
         コ○助さんとは初対面じゃなかったのですね 」

コ○助 「 ・・・・・・・・。 」




コ○助 「 そうか・・・覚えていないナリか・・・。
      話は変わるが、さっき “磯野家と親交があった”
      と、確かに言ったナリ?? 」

波野イ○ラ 「 えぇ確かに言いました。それが何か?? 」

コ○助 「 何故そんな話を初対面と思ってた我輩に話した?
      普通、そんな話は絶対にするはずないナリ! 」




波野イ○ラ 「 え、え〜と、それはですね・・・。あ!!
        磯野カ○オって 結構な有名人じゃないですか。
        “有名人の家族と親交があった” って、
        ちょっと自慢がしたかったんです、自慢を・・。 」

コ○助 「 ・・・あの学校爆破事件の犯人と親交があった、
      それって自慢ナリか? 誇らしい事ナリか?
      それに・・・磯野家の人間は カ○オ以外はすべて
      キテ○ツに惨殺されているナリ。
      よくそんな事を軽々と話せるナリなぁ・・?? 」




コ○助 「 イ○ラちゃんよぉ・・・言っておくナリが、
      あんまりいい加減な事を言うなナリ。
      昔一緒に遊んだ事がなかったら、今頃お前は― 」

波野イ○ラ 「 (クッ・・・!) 」

コ○助 「 その事に免じて 特別に普及はしないナリが、
      もし、何か企んでるようなら覚悟するナリ! 」




風間ト○ル 「 甘いぜ・・・コ○助!!
         怪しいヤツには こうするのが一番だぜ! 」

波野イ○ラ 「 うっ・・・!!な、何を・・・。 」

ブロードB 「 Kazama!Put away the knife!! 」

(風間!ナイフを収めろ!!)

コ○助 「 ・・ッ!!風間、早まっちゃダメナリ!!
      (と言うか、今の話お前聞いてたナリか・・・。) 」




NEXT!!
策略


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