最大の不運、でも…。



僕が最近で一番驚いた出来事です。


去年の10月頃、一人で旅をしていた時でした。

一通り旅も終え、さぁ帰るぞぉ〜〜と、(船で)
重い荷物を背負い自転車に乗って、港に向かっていた時でした!


港に着いてふと気が付く・・・・・。




サ・・・サイフが無いッ!!



マジで・・・どこをどう探してもありませんでした。

宿泊先を出る前は確かにポケットの中に・・・!!


落としたんだ・・・・・(´□`;)

・・・・・。

あわてて来た道を引き返し、必死になって探しました。

((._.=._.))どこだ・・・どこにあるぅ!!


・・・・。

結局無かったです・・・。



僕はこの時程自分を恨んだ事はないです。


「何故ポケットに入れていたのか!」

「何故落としたのに気付かなかったのか!」

「カバンに入れておけばこんな事には・・・くっ!」

「お母ちゃ〜〜〜ん(汗)」



と…放心状態のまま数時間が経過。

とりあえず…このままではど〜しようもないので警察に電話する事に。



期待度ゼロでしたけどね・・・・。(泣)


『はい、コチラ○○警察。どのような御用でしょう?』


「あ、あのぉ…サイフを落としてしまって、届いてらっしゃいます・・・か!?」


『確認しますので少々お待ち下さい。』


・・・・・(´ヘ`;)ハァ、届いてるわけないよなぁ・・・。
今時サイフなんて届ける善良市民なんていないだろ〜なぁ・・・。
はぁ〜ぁ、帰りどうやって帰ろうかなぁ・・・ハァ。。



と、自己嫌悪に陥っている事数分・・・確認が終わったようです。



『もしもし、お待たせいたしました。』



「あ、はぃ!!」




『届いてますよ!!サイフが一つ落とし物として。』




Σ(゜□゜;)ウ、ウソォーー!!!



確認に来てくださいとの事でした。

ホントに僕のなのか・・・それだけが不安でした。

焦る気持ちを胸に、速攻で確認に向かいました。





僕のサイフでした・・・(;>□<;)

間違いなく僕の安物の大事なサイフでした。


この時程感動した事は無かったですよ、マジで。

世の中はまだ捨てたもんじゃない…良い人ってホントにいるものです!!

心からそう思えました。


僕の物だという事で、すぐに引き渡してもらえたし一件落着です。

めでたしめでたし……。


━あとがき━


警察署でサイフの中身を確認しました。

落とす前と比べ、硬貨の量もお札の枚数も同じでした。



でもなんだか荒らされた形跡が・・・・・。



いくら良い人でもやっぱ中身を見たのだろうか・・・。

そして大した額入ってなかったから善良心で届けてやったのか!?
コンチクショォー((≧∇≦))



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