昔の思い出 Part-2

高校二年編



あれは忘れもしない高校二年・・・・・。

忘れたくても忘れられない。忘れる事が出来ない・・・。

いや、むしろ「忘れ薬」でも飲んで忘れさせてくれ!!


そのくらいインパクトがあった衝撃の出来事。

一言で表してしまえば・・・・




高校生活最大の危機!


かつてこれほどまでの危機があっただろうか?といえるほど危険度は高かった。

そして、かつてこのような教師がいたであろうか?と思えるほどのスゴイ教師。

今回はそれについてお話ししようと思います。



その先生と初めて会ったのは高校二年になって数日あとの事。

学年が変わった事もあり、それぞれ担当する教科の先生も結構変化しました。

去年と一緒の先生、または新しく担当する先生もいたり。

大抵は去年と一緒の先生でしたけどネ。


・・・・・が、しかし!!

見慣れた先生の顔の中に一回も見た事のない顔が。

あまりに強烈なインパクトだったため、今でも顔を忘れていません!

その衝撃で思わず一瞬固まったと思われます。


麻原彰晃にそっくりやん。Σ( ̄□ ̄)


多分周りのみんなもそう思った事でしょう。

本当に・・・ホントのマジで似ていました。

怪しい雰囲気がプンプンと辺りを充満していました。

笑っていいともの「身内自慢コンテスト」のコーナーに出たらおそらくは・・・、

否!!間違いなく、みんなその通りの札を上げるはずです!(笑)

そんな人がよりにもよって・・・・・。


一番嫌いな理系の生物を担当するなんて。

あ・・・悪夢だ、悪夢そのものだ。

と・・・一瞬思ったけど考え直してみました。


もしかしたら顔は激似だけど中身は違うかもしれない。

外見はとってもとぉ〜〜〜っても怪しいオジサンだけどw

もしかしたら、見た目より結構楽しい人かもしれない。

授業も・・・もしかしたら面白いかもしれない。


そうとも!!勝手に見た目だけで判断していたけど、人間見た目じゃない。

人間重要なのは中身だ!中身が大事なんだ。

とりあえず授業を受けてみてから考えても遅くはないだろう!!

と、自分で勝手に納得しました♪


そして、初めての生物の授業の始まる少し前。

ちょっと不安とは裏腹にワクワクしていました。

どんな授業なだろう〜〜〜と、期待でいっぱいでした。


しかしその期待も、無惨に打ち砕かれる・・・・・・。





なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!(心の叫び)


想像を絶するものがそこにありました。

もはや授業とは呼べなかったです。

GTOの鬼塚しぇんしぇ〜の授業も授業じゃないけど♪これはそんな比じゃない!

重い空気、深い沈黙。

こんな暗い授業は今までで初めてだったと思う。

誰も何も一言も喋りません、その先生のあまりの威圧感の前に・・・。


先生「おれ今日気分乗らねぇから適当に教科書読んで勉強しとき。」


先生「今日は天気悪ぃなぁ、おれの頭の中も豪雨だから今日の授業は自習!」


先生「気分乗らねぇなぁ・・・面倒だけどお前らのためだ、授業してやるか。」


先生「メンドクサイなぁ、よく考えたらこれはお前らの将来の問題なんだ。
    おれが教えてやる事なんてないな、自分で勉強しろ。」



お願いします・・・まともな授業をして下さい。(泣)


この時はっきりと頭の中で理解できました。

この一年(生物のみ)は悪夢だと・・・・・・。(´Д`;)


そんな状況の中で行われる授業・・・。

当然まともに頭に入ることもなく、全くわからず覚えられない。

仮に普通の授業だとしてもきっと覚えられないだろ〜けど(`∀´;)


もちろんテストの点数も悲惨!!

ただでさえ理系バカなのに、あの授業で覚えられるハズがないです☆ 参考資料


生物が過酷です・・・・生物だけがホントに深刻!!



そんな辛くせつなく悪夢のような生物の授業だったけど、乗り越えた自分がいる。

今考えても・・・・・もの凄い大変であった。

夏休み冬休みの補習はもちろん、土曜日の午後を使っての補習もあった。

さすがに日曜日の補習はなかったけど。(あったら致命傷)

その甲斐あってなんとか留年だけはまぬがれられた。



※ 中には努力が足りなくて留年になっちゃった人もいたけどネ(´∀`)



あの授業は二度と受けたくないし、もう受ける事もないだろう。

今となってはちょっぴり苦く、懐かしい思い出である。

しかし、ただひとつ心残りなのは・・・・・、



その先生を連れていいともに出たかった♪


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