ある女の子からの電話
−後編−



え〜っと、とりあえずは前回の続きです。

まぁ読んでも読まなくてもたいして変わりませんが・・・。

しかもアップするのがだいぶ遅くなってしまった。m(__)m

というわけで、続きです。ドウゾ♪(・_・ )ノ゜゜



約束の時間・・・午後2時。

あまり乗り気ではないが、とりあえず会いに行く事に。

前回も言ったけど、ゲーム買うのがメインですがっ!


出発の時間。

駅前まで自転車を走らせる事15分〜20分。

ここでふと思う・・・。


15分の遅刻!(笑)


駅前に到着したら・・・2時15分になってました♪

つーか約束の時間に家を出る不謹慎者約1名。

でもまぁそんな大事な用事じゃないから、って事で別に気にしませんでした。

でも遅れてる事は確かなので、早足でヨドバシカメラの前に向かう事に。

15分も遅れたけど、果たして相手は待ってくれているだろうか・・・?

15分かぁ・・・やっぱり帰ってるかなぁ(その時はゲーム買って速攻帰るけど


人が結構たくさんいてどれなのか見分けがつかない・・・。

他にも高校生とかたくさんいるし・・・果たしてこの中にいるのか。

と、思っていたら・・・辺りを見渡しながら「誰かを待っている」みたいな子を発見。

おそるおそる近づく事に。(この時点では顔がよく見えない)

1歩・・・2歩・・・・3歩・・・・。

!!!!!!遂に目の前に。



僕『もしかして・・・・・鍋○サンですか!?』



女の子「えっ?・・・あぁ、ショウ君!!来てくれたんだ・・・。
     全然変わってないね〜、一目でわかるよ。」



・・・・・悪いけど、アナタも一目見てすぐわかったよ・・・。


やっぱりダメでした。


制服着ていて可愛いけど、か・・・顔変わってねぇ〜(*^^*)

( ´Д`;)適当に話聞いて帰ろぅかな・・・。



女の子「中学校以来だよね、高校とか楽しい?」


僕『まぁボチボチ・・・勉強は大変だね。』


女の子「あはは、どこの学校もそれは一緒だね。
     あ・・・こんなところで立ち話もなんだから、少し歩こっか。」


僕『うん・・・。ところでさ。』


女の子「ん・・・なに?」


僕『えっと・・・これからどこ行くのかな?
  それと何の用事か知りたいんだけど。(早く帰らせてくれ〜)』


女の子「あっ・・・そういえば電話じゃいってなかったんだよね。
     実はさ、用事があるのはあたしじゃないんだ。」


僕『!!!!!!』


女の子「用があるのはあたしじゃなくて、
     あたしの友達の女の子がショウ君に話がしたいんだって。」


僕『(な・・・なんだってぇ〜!)


女の子「でね、今その子の待ち合わせ場所に向かってるの。
      3分くらい歩いたら着くから、ちょっとあたしについてきて。」



予想していなかった展開だ・・・。

この萌えない女の子じゃなく、他の女の子が僕に用事だったとは。

や、やはり告白されるのかっっ!(妄想)

いやぁ正直この子に告白されても困ってたところだし(*^^*)

とりあえず今はこの子についていってみよう・・・。



ついた場所は、どこかのビルのラウンジらしきところ。

待ち場所としてはもったいないくらいの豪華なイスとテーブルが置いてあり、
友達の女の子を呼んでくるから待っていてくれ、との事。

イスがやわらかくてふっかふかだ〜(笑)


待つこと2分くらい。

電話の女の子が、友達の女の子を連れて戻ってきた・・・。

まずお顔を拝見。


(*/∇\)きたぁー!


なかなか可愛い子の見参だぁぁぁ。

君の告白(妄想)なら即OKだぁ!!!さぁ・・・カモォン・・・ε=щ( ̄∇ ̄щ)


萌女の子「はじめまして・・・こんにちわ。」


僕『は、はぃ、こちらこそはじめまして!!(ドキドキ)』


女の子「じゃぁあたしは少し席外すから・・・。」


僕『(うん、どっかいってていいよ♪)


そそくさと去っていく今となっては眼中にない女の子w


さぁ〜〜これで完全に2人きりだ・・・。

一体僕にどんな話があるのだろう・・・非常に楽しみである。

そう思っていると、女の子が口を開いた。


萌女の子「今日はお忙しいところわざわざすみません。」


僕『いえ(゜д゜三゜д゜)いえ、とんでもないです、全然暇でしたので。』


萌女の子「それで今日ショウさんにお話ししたい事なんですけど・・・・。」


僕『な、なんでしょう・・・!!(ドキドキ)』




萌女の子「信じられないような話なんですけど、
       10年後に実は地球が消滅するんですよ!!



はぃ!?



萌女の子「でも心配しないでください。
       これから私の話す事を聞けば必ず助かりますから!!」


僕『で、では・・・おねがいします・・・・・。(´Д`;)』


萌女の子「まず大事なのがある宗教なんですが・・・・。」


フェードアウト・・・。



それから小一時間、ずっと話を聞かされ続けました・・・。

まさかこんな可愛い子からこんな話を聞かされるとは思わなかった。

途中からは半分寝ていたので♪ほとんど会話の内容は覚えてません。

ただ頭の中に残ってるのといえば・・・、


なんのこっちゃ!!

そしてワケわからん話が終わったかと思うと、見張ってたのか??と思えるくらい都合良く戻ってくる電話をくれたど〜でもいい女の子。


女の子「あ、話ちょうど終わったみたいだね。待たせなくて良かった〜。
      じゃ・・・次の場所いこっか☆」


萌女の子「えぇ、それじゃ行きましょうかショウさん♥」


僕『え・・・今度はどこへ!?(マジで帰らせてくれぇぇぇ)』



数分歩いて着いた先はさっきとは違い、何やら怪しげな小さいビル。

中に入ると少々薄暗く、ちょっと不気味だった。

そうこう思ってるうちに、部屋の入口に到着。中がガヤガヤと騒がしい・・・。
自分の他にも誰かが中にいるのだろうか!?

ガチャッ!!

部屋に入ると、受付と複数の小部屋と何やら拝んでる連中がいますっ!!


萌女の子「それじゃぁこちらで数珠を購入して下さいね。」


僕『え・・・じゅ、数珠!?』


女の子「うんうん。数珠をこれからお祈りに使うからさ。無いとお祈りできないの。
     それで代金だけど、税込みでちょうど2000円頂戴しま〜す。」



バッ・・・バカこくでねぇよ、アンタたち!なんでいきなり見ず知らずの場所でほぼ強制的にお金払わなあかんねん。しかもお祈りに使う数珠!?なんでそげないらんもんに2000円も盗られないかんのじゃ!しかもや、2000円使ってしもたらワシ帰りにゲーム買えなくなってまうやないかぃ。アンタらの戯れ言雑談会じゃなくてゲーム買うってのがメインなんやからな!



・・・上記の内容に辿り着くまでおよそ2秒。


僕『ゴメンッ!!今お金ほとんど持ってないんだ・・・。』


女の子「う〜〜〜ん、じゃぁ仕方ないなぁ。あたしが払っておくから。」


僕『なんか悪いね・・・。(フッ、ありがとよ!)←皮肉度100%』


数珠を(買って)もらったあとは・・・お祈りが始まりました。

妙な仏壇の前に座って、他の人々と共にお参りらしき事をやってという。


他の連中「なんみょうほうれんげ〜きょぉ・・・なんみょうほうれんげ〜きょぉ・・・・
       なんみょうほうれんげ〜きょぉ・・・なんみょうほうれんげ〜きょぉ・・・。」


こ・・・これをやれというのかっっ!!

なんだなんだ・・・何かがおかしいぞ!一体ココはなんなんだ。

もぅ何がなんだかわからなく、気味が悪くなってきた。

とりあえず周りの人に合わせ一緒にやってみる・・・。

そんなお参りが10分くらい続いた後だろうか、ようやく解放された。


女の子「はぃどうもお疲れ様でした。疲れたでしょ!?
     今日の所はこれでおしまいだよ。」


僕『はは・・・そ〜ですか。』


女の子「それでね、家帰ってからも定期的にやってみてね。朝起きてからが一番
     効果的かもしれないわ。朝起きて、東の方角を向いて今と同じお参りを
     すればあの仏壇の前でやったのと同じ効果が出るのよ。
     それを毎日継続して続ければ必ず幸運がつかめるから。


戯れ言雑談会は幕を閉じた・・・・。

これだけのために電話で呼び出したのか・・・2000円いただくためだけに!?
(まぁ理由付けて払わなかったけど・・・ニヤリ)

家帰ってから最初の3日間くらいは一応やりました。

でも今となってはその時効果があったのかはわかりません。

その後は一切連絡もなく、ど〜でもよくなったのでやらなくなりました。

(買って)もらった数珠も引っ越しの際にどこかへいっちゃったし・・・。

世の中一風変わった不思議な事があるものです・・・。



〜最後に一言〜


友達の女の子に告白してもらいたかった!(妄想)

ホントめっちゃ可愛かったんですよ!(*^^*)

なんか実写版セーラームーンに登場する亜美たんのようだった。・*・( ̄∀ ̄ )。:*

2003年09月


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