初めての出会い
The First Encounter

後編



Warning!


忠告ではなく、とりあえず警告をします! ※ 前編部分

この文章(雑文)は、「ある男」の恋バナ暴露として書かれた後編部分です。

ほぼすべての出来事がさらに下記に書き記されているはずです。

ホンットに、ほぼぶっちゃけてますからね!後先考えずに♪

前編でも言いましたが、文章を読む前に僕から一言・・・。


人の恋バナに興味のない方はただちにお帰りする事をオススメします。



どうしても読みたい方のみ、先へお進み下さい。

ただし、ホント読む前にこれだけは強く!言っておきます。



※ 全部読んでどんな事を感じようと、引かないで下さい〜(*゜ε゜*)〜♪ ※







− 前編の主なあらすじ −


出会い系サイトに手を出した一匹の男。

素敵な出会いを期待するも、待ち受けていたのは現実という名の苦難。

送られてくるメールのほとんどはサクラらしき誘いメールのみ。

そのたびにツッコミを入れてはガッカリする、のくり返し。


そんな時、“本物”らしき子からメールが送られてくる・・・。


最初は大喜びでやり取りを楽しんでいた「ある男」だったが、次第に不安になる。

もしかしたらこの子もサクラなのではないかと―――!






怪しい、絶対に怪しい・・・と思いつつもやめられない男。

既に男の脳内は、Y美という子の事でいっぱいになっていたからだ!

毎日毎日Y美ちゃんの事ばかりを考える日々・・・。

その間もメール(ウザい)が来るわけだが、全く見向きもせず。

相手にするのはただ一人、Y美という子からのメールのみであった・・・。


不安だったが、いつも通りにメールのやり取りを交わす。

今日何々があったとか、休日は何をしてるとか。ごく普通の内容。

最初は向こうも敬語を使っていたけど、慣れてくると普通の口調に。

まぁ敬語使われるとこっち側もなんか困っちゃうので良かったですけど。



2週間くらい経過した頃でしょうか。



甘い食べ物、特にアイスが大好きで一緒に食べたい!

チーズケーキは別腹でいくらでも食べれるから、食べ放題で一緒に食べたい!

もし会ったら・・・一緒にゲームして遊びたい!

もし会ったら・・・ゲームセンター行って一緒にプリクラ撮りたい!



・・・などと、日が経つにつれ、向こうも乗り気になってくる。

だが―――!

『本気で自分に会いたいんだな〜』 & 『思わせぶりだなぁ、かえって怪しい』

という2つの思いが脳の中で激しく激突する。


だが、確かめる術がない!・・・相手はサクラなのか本物なのか!?


それさえ分かってしまえばこんなに苦しむ事もなくなるというのに・・・!

そんな事に悩まされながらもメールをする毎日が続く。

だが、ある時に・・・ほぼ決定的とも言えるメールが届く。



件名
「最近ふと思ったんだけど、デカプリオさんって・・・」



な、なんだ!!普通にメチャメチャ気になるので即クリック。



本文
「あたしの王子様だって☆・・・って言っててなんか恥かしくなってきちゃった。
 でもスゴク優しいし趣味も一緒だし・・・何かメールしてるとほっとするの☆」





(≧ε≦;)ぶはっ!



あ、ありえない・・・こんなことありえないよ。

こんな純粋すぎる子がいるなんて、た・・たまんねぇ〜♪


・・・じゃなくて(*^-^*)

今時こんなことを言う子がいるとは到底思えない。

いや、まぁ、全国探したらもしかしたらいるかもしれないですけどね。

ただ、そんな子が出会い系をやってるとは絶対思えない。




結論:この子も・・・サクラだ!(号泣)




絶対的な確信じゃないけど、ほぼ間違いない、と。

正直ショックでした・・・。素で落ち込みました・・・。ヘコみまくりました・・・。

まだそうと決まった訳じゃないですけどね。


それからは!!メールは適当に話を合わせ1日に1〜2回だけ返事するだけで、

“Y美ちゃんがサクラだ!”と言う証拠を探そうとしました。


『Y美ちゃんって・・・サクラなの!?』


『つーか率直に聞こう!おめぇサクラなんだろぉ、あぁん?』


・・・という安易な考えしか最初は浮かびませんでした。

まぁ「えっ、何それ?」って、とぼけられて終わるだろうし、すぐに却下。


ない脳みそをフル回転で稼働し、必死に考えました。

普段あまり使ってないらしく、ほとんど言う事を聞いてくれませんがw

とりあえず必死に、必死にある男は考えた!!



そして!!一つの名案が頭に浮かぶ―――!




「もう一つ別のIDを作って確かめよう〜。」




といっても登録は携帯からしか出来ないシステムだった・・・。

一人の力ではムリだ。

というわけで友だちの携帯アドレスをひとまず借りて登録だけする事に。

登録さえ終われば後はパソコンからもアクセス可能でした。

で、出来上がったもう一つの人物。



ニックネーム 「中年オヤジ


年齢 「44歳


身長 「160〜163cm


体重 「60〜65kg


利用目的 「不倫



・・・という、まさにどう考えても絶対モテないであろう設定が完了ッ!!

もう名前からして既に終わってます(≧∇≦)

こんな名前にメールをする女の子なんて、果たして存在するんでしょうか。

ぶっちゃけメールが来るか来ないか非常に楽しみでした。



早速、このキャラでログインしてみる。



が、今度は何もしない。本当に何もしない。

ただ待つだけ。掲示板にアピールの書き込みもしない。

時が来るのをジッと待つだけ・・・。




− 〇o。。(。-)しばらくお待ち下さい(-。_)。。o〇 −




ひとまず一時間後・・・。


メール受信箱を開いてみる。

とりあえずビックリする!!Σ(゚□゚;)


たった一時間たらずで10通くらいメールが来ている!!

ほんのさっき登録したばかりだというのに・・・。

しかも今度は掲示板に書き込みすらしていないというのに・・・。


結論から言えば、新規登録したお客にサクラが速効でメールを送ったんですね。

本物がそんなすぐにメールを送ってこられるわけないですからね。


で・・・よくよく見てみると見た事あるような名前がゾロゾロと・・・w

24時間のシンデレラ 若菜 カリスマOL etc・・・。

ヤツらから早速メールが入っていました(爆笑)

もう腹抱えて思いっきり笑ってしまいましたよ。



あんたの24時間ってやけに長いんだなぁ〜と。(*≧∀≦)ノ☆彡



本当に適当にバラまいてるんだろうね。いろいろな人に・・・。

2つのIDを持ってるとすぐに分かっちゃう。おもろいなぁ〜♪





中年オヤジを登録してから数日が経過。

その間もY美ちゃんとは一日に1〜2通だけだけど、とりあえずメールはする。

ある男は待った・・・待ち続けた・・・。

一度も返信・掲示板書き込みをせず、ひたすら待った・・・。

ある確信が頭の中にあったから。


もし・・・本当にY美ちゃんがサクラだとしたら―――!!




中年オヤジ登録から5日経過後 −




ついに・・・ついにやってきた・・・。

本当に決定的・・・むしろ致命的!「Y美ちゃん=サクラ」が、確定となるメールが。




名前「Y美の友だちの亜実」

件名
「突然だけど!Y美には内緒でお願い、今日中なんだけど・・(19歳)」



・・・・・!!!



本文
「数分後にY美って子からメールくると思うの。Y美とは小学校からの幼馴染で、
 けれど大学生なのに恋をした事がなくて・・・自分でもスゴイ気にしてるみたい。
 Y美には「中年オヤジ」さんのような人が良いと思うから、私が奨めておいたの。
 とっても純粋な子だから・・・優しく接してあげてほしいの☆」





終わった・・・。





本物の友だちならば、こんなメールを複数の人に送る事はまずないだろう。

亜実とY美ちゃんはグルと言う事は誰の目にも明白・・・。

そもそも中年オヤジのどこが良いんじゃぁー!とむなしくツッコミを入れました。


真相が解明できた代償はあまりにも大きかった・・・(´□`;)





相手がサクラだと分かった以上、これ以上続けることもあるまい。

しかし、このまま終わるのもなにか物足りない。

そこで中年オヤジを使って最初で最後のメールをY美ちゃんに送る事に!

どうせもう終わるんだし、全く別のキャラだし、最後に好きな事を言ってやろうと。

どんな反応をするかちょっぴり期待しながら考えました。


そして送った文章の内容がコレ―――!




件名
てめぇの血は赤色か!?



本文
最初のメールでこんなこと聞くのも正直失礼だけどさ。
 どうせこのメールが最初で最後だし、思い切って聞かせて欲しいなぁ〜。
 Y 美 ち ゃ ん っ て サ ク ラ な ん で し ょ ! ?




ある意味ワクワクしながら返信が来るであろう事を待ちました。

完全にY美ちゃん=サクラである事を決めつけた内容のメール。

もし仮に、本物だったとしたら100%返事は来ないでしょうけど・・・(*^^*)

こんなメールもらって返信する本物の女の子なんてまずいないでしょう。



で・・・案の定返信来ちゃいました(´∀`)だって絶対サクラだもんね



件名
「ありがとうです。あたしの掲示板みて連絡してくれたんですか?嬉しいです☆」



・・・・・・・ほぇ?ヽ(。_゚)ノ



本文
「えっとこんにちは!これからあたしと仲良くして下さい。
 こういうの初めてでどうしたらいいかわからないんですけど・・・。
 とりあえずあたしの写真とか送った方がよろしいですか?
 あっ、あんまり期待されても逆に困っちゃいますけど☆」




完全に無視されたーッ!\(T∀T;)/



全ッ然会話として成り立ってないし・・・明らかに不自然。

まぁこの時はよく知らず、後々に分かった事なんですけど・・・、

コレってサクラならではの“自動返信”ってやつみたいですね。

決まった文章を作成しておいてメールが来たら自動的に相手に送られる という。

詳しくないので合ってるかどうかはわからないけど、多分そんなものなんでしょう。


分かっている事は、ある男はその時点で最高にヘコんだという事だろう。

周りの音も何もかも聞こえなくなるくらい・・・落ち込んだ!(つロ≦)゜゜





そ し て 幕 は 閉 じ た・・・。




「ある男」の恋は・・・実るどころか始まる事もなく終わりを告げた・・・。





なんとも悲しい結末でありました。








― あとがき ―



前編・後編に渡って書きつづってみました、多分恋バナだと思う今回の話。

全部読んでくれた方は・・・多分暇人です(笑)

・・・というのはきっと冗談で、わざわざ読んで頂き誠に感謝の限りです!m(__)m


(*´−`)。o○(しかしよく眠くならなかったなぁ〜w)


それにしても、ホントに不運でしたね・・・は。

おそらくサクラがわんさかいるサイトを選んでしまったのでしょう。

それに気付かず、サクラのおねぇさん(多分!)とメールしてたんですね・・・。

もしかしたら30歳を超えたオッサンがやり取りしてたかもしれないけど(笑)


その一件以来、全く出会い系には手を出さなくなったですが、

実生活ではあいかわらず出会いというものがなく、どうしたものか・・・。



のこれからの運命やいかに―――!





と、最後になりましたがココで多分悲しいお知らせがあります。

話の最初に恋バナ暴露!と言い、そして書かれた今回の雑文でありましたが、

まだ言ってない・・・、おそらく一番重要な事がございました。



実は・・・管理者の恋バナではなく、この人の経験談でしたッ!(f^^*)



(*゜ε゜*)〜〜♪



とりあえずスミマセン。他人様の話を持ち込んでしまって。

しかし・・・ぶっちゃけ僕にはムリですね!出会い系に手を出すのは・・・。

なんか、登録以降は一体いくらお金がかかるのか心配で心配で・・(O.O;)(o。o;)



も全部でいくら使ったかは、さすがに話してくれませんでしたねw



まぁ間違いなく万単位・・・ヘタすると十万単位くらい使ってるかも・・・?

確実に分かってる事は、コレの一部である事は明白かな。(最後の方の文章です)

にしても相当ハマってたんでしょうね〜、想像もつかないくらい。

その後しばらくは女性恐怖症に陥ってたとかなんだとか。

いや、どちらかというと人間不信になったとか言ってたような♪



とりあえず、これで話は終わりです―――!










えっ・・・!?Σ(゚-゚)



なんで管理者である貴様の恋バナを載せなかった・・・ですと!?



・・・・・・・・・。





恋バナ書けるほど恋をしてないから〜♪(爆笑)




どうだ!!参ったかぁ!?ホントはこっちが参ってるけど(T∇T;)

というより・・・はたしてこれって恋バナなんだろうか?(笑)





ちなみに、がその時使ったサイトはコチラ様のサイトらしいです。

登録は無料なので僕も試しにやってみましたよ、試しに、試しにだけね♪

そしたら・・・来るわ来るわ、わんさかメールが来ますね〜ココ!

3日間くらい携帯電話の電源切っておいてほったらかしにして・・・3日後!

ホントに何十通も来てましたよ!普通にビックリでしたよ!!Σ(゚□゚;)

もぅこのままの勢いではメール受信料がヤバイ!!早く退会せねば・・・と、思いましたが。


一定期間ご利用がないと自動退会扱いになります。


ウォイ!!待たなきゃならんのかいッ!!それまでしばらくずっと受信しっぱなしかいッ!!

と・・・その月のパケット代(携帯料金)がかなりオーバーしてしまったことは、言うまでもない?


まぁ興味があって、なおかつ暇で、そんでもって受信料気にならない方はやってみてはいかが?(笑)

ただし、あとになって万が一後悔しても僕は多分全然絶対間違いなく知りません♪

2004年08月


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