思 い 出 の ゲ ー ム
- The Game of Memories -




最初に一応申し上げておきます。

読んでる人の中には、一部意味の通じない表現が出てくると思います。

その点については、どうかご了承を!!

ヘタレの戯れ言だと思って 読み飛ばしてもらって構いません。



とりあえずタイトルからも お察し出来るでしょうが、

僕が過去にプレイした中で、1つ思い出に残ったゲームがあります。

それは、ドラクエシリーズの6作目 「 ドラゴンクエストVI 」 です。




約10年くらい前の12月に発売された、今ではとても懐かしいゲームです。

今考えると その値段に圧倒されます。ありえな〜い!と叫びたくなります。


定価 11400円!!


軽くPS2ソフト2枚分のお値段です。

それでも当時はバカ売れしましたからね・・・300万本以上軽く突破したそうで。

いやはや、時代を感じますね^^;

仮に ネオジオ で出してもこれくらい売れてたのかな??(笑)



さて、そのVIですが、当時自分の周りでも もちろん流行りました!

その当時○学生だったんですが、クラス内でも外でも VIの話題一点張りでした。

持っていないとかなり辛かったですね。話題に入れません。

まぁ僕自身あまりRPGは好きじゃなかったんですけどね、当時は。


正確には、発売日の3〜4日ぐらい前までだったかな?

それまでは アクションや格闘ゲーム と言ったものしかやった事がなく、

なんか割と早くエンディングが見られるゲームばかりやってましたね。

でも周りの人の話を聞いてると、なんかスッゴイ面白そうで・・・。

初めてRPGというものに興味を持った時でした。


だからドラクエをするのも VI が初めてでした。(良い歳して^^)


初めてのドラクエという事で、メチャメチャ思い出深いです。

ストーリーも良いと思ったし、転職システムもやり込み甲斐あって楽しかったし。

当時はまだ 近代ではよく見かける映像にこだわったゲーム じゃなく。

まぁスーパーファミコンだったのから ムリだったのかもしれないけど。

その分ROMソフトなのでローディングなどというものはなく、快適そのもの。


ネオジオCDと比べると天と地の差だね♪(超皮肉)


そんなVIも、今改めて考えたら 確かにちょっとアレですけどね。

キャラの個性がないというか、みんな転職システムのせいで。


全く使わない魔法 ・ 効果が重複する特技 ・ 終盤は一定の特技しか使わない


転職する前までは それぞれキャラの役割があるんですけどね。

攻撃のハッサン、回復のチャモロ、魔法のバーバラ etc・・・。

それが最後の方では全員で 同じ特技ばかり 連発ですよ。

「 かがやくいき 」 とか 「 ギガスラッシュ 」 とか。

魔法なんて いいとこ ザオリクやベホマ ぐらいしか使った記憶がありません。

そのベホマも戦闘中は 「 めいそう 」 でカバーされちゃうし・・・。

もしくは全員でハッスルダンス連発とか。


それでも当時の自分にしてみれば 最高に面白かったんですけどね!







話は元に戻りまして・・・。

その当時は予約をしないと100%買えないような状況でした。

案の定予約し忘れて・・・あ、発売日は土曜日だったんですよ。

だから月曜日の時も思いっきり話題に入れなくて・・・。( ;´_`)

ちょっとヘコみ気味で下校して、家に着いて・・・。

何故か知らないけど、おとんがやけに早く家に帰ってまして。

『(ま、まさかリストラ!?)』 と言った眼差しで『 今日は早いねー 』と言いました。


「 今日はな、(いろいろあって)早く帰れたんだ。
  帰りにパチンコ寄ってさ、そしたら大当たりで!!儲けちゃったよ。
  で、ほら。これショウが欲しがってた例のヤツ 」



ドラゴンクエストVIーーー!!!親父株急上昇!!



僕はこの日の事を多分一生忘れません!( ̄∇ ̄)

素で嬉しかったです。まさかパチンコの景品としてくれるなんて・・・。

まぁ当の本人はまず覚えてないでしょうけど。


常人より2日遅れで早速プレイしました。

とにかくスッゲェ面白かったですね!!感動しましたもん。

オープニングの黄金のドラゴンカッコエェし!

最初のライフコッド周辺でどれだけレベル上げてたか・・・。

もし周りから見たら「いい加減 はよ進めよウォイ!」だったと思います。


しかし当時の僕は○学生・・・。

ゲーム時間に関してはあまり自由時間がありませんでした。。

正確には覚えてないけど、夜9時以降やった記憶が多分ありません。

特に おかん が かなり口うるさかったもので・・・。

規定時間外にゲームしてる所を見つかると 即没収でしたから(泣)


だから普通の人より進むのも結構遅く、(でも普通ってどれくらいだろw)

ムドー(幻)と必死で戦ってる時、周りは既に転職し始めてるとか・・。


そしてどこの世界にも いる所には必ずいる、スネ夫君的野郎。



「 俺よぅ○○まで行ったけどよぉ、みんなは今どこよ〜?(満笑) 」



絶対に自分が一番進んでる と、確信しているその満面の笑顔♪

こっち(のび太君)としては・・・屈辱以外の何物でもありません。

そいつがみんなから 総スカン 食らわなかったのが不思議でなりません。



『 スネ夫にだけは、絶対負けたくねぇ・・・!! 』

ほぼRPG初心者にも拘わらず んな事を思ってしまった当時のアホな自分。

なんとしても先にクリアしたい状況に駆られました。


しかし相手はRPGに相当慣れた様子。

ゲームも相当に進められている事でしょう。(あの顔から察するに)

今の僕の状況から ヤツより先にクリアするためには・・・?


ヤツより少しでもプレイ時間を多く費やさねばなるまい。


当時はインターネットも普及する前でホームページという言葉自体なかったです。

だから攻略サイトというものも当然存在せず。

攻略本も貧乏だったので買えず!!初心者ながら自力でやりましたね。


で、ヤツより少しでもプレイ時間を増やす方法を考えてみました。

学校にいる間は当然出来ない。それはヤツも同じ条件。

その後の部活についても同じ条件・・・・ん、いやまてよ・・・?

部活は特に強制というワケでもないし、顧問の先生もあまり来ない。

・・・つまり少しくらいサボッても支障はない・・・と。


( ̄∀ ̄)ニヤリ♪ 学校終わったら部活サボッてサッサと帰れば良いんだ。


これで少なくともヤツより2〜3時間は多くプレイ出来るはず。

プレイ時間ゲットだゼーーー!!



少しくらいと書かれてますが、実際そうでもなかったです。

「少し」が重ねに重なって・・・最終的にはエッライ回数に・・・。

一応卓球部だったんですが、よくよく考えてみたらこの頃からでしたね。

幽霊部員化の始まりの序章は!(笑)



しかし、たかが2〜3時間ではあまり変わらないような気がしました。

なんと言っても初心者だったから。(関係あるかどうかは不明)

と言うワケでもうひとつの手段。学校の時間も削ろうかな・・・と。^^

具合が悪いフリをして保健室に行き、そしてその後下校。

まぁコレは貴重な勉強時間を削る 諸刃の剣 でもあったので 1回だけでしたけど。

なんと言っても当時は 受験に燃える優等生でしたから!!(ノ ̄∇ ̄)-b☆


え? 説得力皆無?? いやホントですってば〜(*゜ε゜*)〜♪



と、いろいろな策略をちまちま地道にやったせいか、

なんとかスネ夫に追いついてきました。ボクがんばったもん(笑)

しかし無情にも ある時事件が起こってしまいました。


あれは忘れもしない ある日の土曜の深夜・・・何時だったかな。

その頃はまだ 夜更かしをした事のない良い子君だったので、大変でした。

おとんとおかんが2階の寝室に行くまで必死に待機!!

ふたりが寝室に入ったのを見計らって 居間に降りて来てプレイ開始!

もちろん部屋の電気は消して 音量も最小にして・・・。


ふたりがトイレなどで寝室から降りてこないかビクビクしながらやってました。

逆にこっちが ちびりそうになっちゃいましたよ^^;

いや、実際にちび(ゲハッゲハッ)


何事もなくゲームは順調に進み、そろっと辺りが明るくなってきました。

『 テリー、そしてデュランと戦闘か。終わったらセーブしてやめよっと。 』

そう思って 戦闘が開始した時 それは起こりました・・・。



ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ♪



『 こっ、この音は・・・まさか!!? 』



ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ♪(段々大きく)



『 ヤバイッ!!おかんの目覚まし時計・・・ッッ!!
  がは・・・もうそんな時間かーーっ!! 』



と言っても戦闘は始まったばかり。しばらく終わりません。

全滅覚悟でサッサと終わらせようにも、自分で仲間を攻撃出来ません・・・。

一刻も早く終わらせたいというのに・・・!!

もっと強力な攻撃してこんかいコンニャロー!!щ(゚Д゚;щ)



ピピピッ、ピピピッ、ピ・・。



『 音が止んだー、ヤベェーッ!!! 』


ヤバイ。本格的にヤバイ。どうすれば・・・。

あ、そうだ!「 みなごろし 」 があったんだ。これなら高確率で・・・!

という事で4人全員で みなごろし を連発!!

普通に周りが見たら「 遂におかしくなっちゃったか? 」 的視線間違いナシです。


しかし!こういう時に限って とっても運が悪いです!(?)

テリーにばかり攻撃が当たります。なんでじゃコラァー。

さらに焦る自分。 オロ(゚ロ゚;三;゚ロ゚)オロ・・。

と、ここで「 メガンテ 」の存在を思い出した自分。

よほど焦っていたようで全く存在を忘れていました・・^^;


当然テリーに効くはずもなく、めでたく全滅!!o(>∀<o)(o^∀^)o

\(*^。^*)/ バンザーイ!

この時ばかりは、全滅の画面もやけに輝かしく見えました☆


そしてもちろん速攻でセーブ。

しかーし!こういう時は、あのいつもの音楽も長ったらしく思えます!!


※ いつもの音楽 ※


セーブ終わり、電源切って無事終わらせました。

が・・・!!本体片付けてる時間なくて結局バレちゃいました・・(;T∇T;)

クソォ・・・あと少し早くメガンテに気付いていれば・・・ッ!


規定時間外のゲームという事で、うん、没収されましたよ♪

スネ夫との勝負は惨敗!! まぁ勝負と考えてたのは自分だけだったけど。

結局、スネ夫はその2〜3日後には普通にクリアしてました。

隠し職業、隠しダンジョン見つけて ウハウハやってました。

当の自分がVIをクリアしたのは それから約3ヶ月後の事でした・・(泣)




この時思ったんだけど、やっぱゲームは楽しんでやるべきですね。

そんな必死になってやらずに、ゆっくりとほのぼのと。

別にクリアまでの期限があるわけでもないですし。

しっかり時間を守って、1時間ごとに10分の休憩を入れて。(笑)


・・・決して負け惜しみじゃないですよ!!(多分)





全然話は変わって―――。

初めてプレイしただけに、クリア後のお楽しみはビックリでしたね。

クリアしてもまだまだ楽しめるというんですから、かなり嬉しかったですね!!

それまでは、ラスボスを倒したらそれで終わりだと思ってましたから・・・。


まぁ最近は「クリア後のお楽しみ」って、割と当たり前化してきましたね(笑)


スネ夫に遅れる事約3ヶ月。やっとこさ隠しダンジョン見つけて潜入して。

最深部のボスの部屋に少し驚き。

『 あれ?? ココって、確かグレイス城の・・・! 』

そしてそこへ登場した最強の敵 ダークドレアム!

強かった・・・(;T∇T;) 特に3回攻撃の嵐はきつかった覚えがあります。

一体何回ボコボコにされたかなぁ〜、思い出せないくらい・・・。


かなり悔しかったので メチャメチャメチャ レベル上げしましたよ!!(~ε~#)


 


・・・今考えると、よくここまで飽きずにレベル上げ出来たなぁ〜と・・^^;

現在は絶対ムリムリです。いい歳だし、そんな精神力ないですね。


そんな最強の敵でしたが、デュランの色違い ってトコはちょっとウケましたねw


あとなんでギガデインを使えるのかもちょっと疑問。

ギガデイン電撃呪文って・・・勇者だけの呪文だったんじゃ・・・?^^;(気のせい?)

まぁ苦労してやっとこさ倒して、その後の展開は爆笑でしたね♪

『 ぉぃぉぃ、そんなに差があるんかいぃぃーーー!! 』 と、素でツッコミ。


万が一見た事がない方は是非コチラからドウゾ!

おもろ〜い&なつかっすぃ〜(* ̄∇ ̄*)







最後に、VIじゃないんですが、ちょっと小言を・・・。

それから数年後に X(SFC版) を中古で買ってプレイしました。

普通にプレイして、普通にクリアして、普通に隠しボスも倒して。

ところがある日データがすべて消えました(泣)

ほとんど全部終わった後だったからまだ良かったけど・・・。


半ばどうでも良くなって、やりたがっていたクラスメートの人に貸してあげました。

大喜びでその人は借りて行きました。

そして数週間後―――。

終わったとの事なので 返してもらいました。

で、やっぱ気になるんですよね。他人のやったプレイデータ♪

どんな名前を付けてやったんだろう、ってね。


早速家に帰って見ちゃいました。


・・・自分的にスゴイ衝撃が走りましたよ・・・!


こ・・・こんな名前だとは・・・。Σ(゚□゚;)



 



えのくんーーー!!


いやいや、いくらキミの名前が 榎○君 だからって・・・これはちょっとw

もうちょっとマシなカッコイイ名前はなかったんかぃ・・^^;


って、あ!!ゴメンネ。さらしちゃってゴメンネ♪

でも大丈夫だよね。どーせココ人気ないしね♪

キミが見てる可能性もかなり極薄だろうし。Ψ($∀$)Ψファファファ。


P.S : コレを撮るためだけにスーパーファミコンを起動したのは超久々でした。
    データが消えていなくてホント良かったッ!ε=(´ー`)

2005年07月


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