デビル メイ クライ 2

発売日 2003年1月30日
価格 7800円
ハード プレイステーション2
発売元 カプコン
ジャンル スタイリッシュ
ハイアクション


詳細ページ


全世界で200万本以上売り上げたゲーム、デビルメイクライの2作目。
今作ではおなじみのダンテに加え、「ルシア」という新キャラクターが使用可能。
ストーリーもダンテ編・ルシア編と分かれており、1つのゲームで2人分楽しめる内容。
新たに「壁走り・レインストーム」といったアクションも導入され、さらにパワーアップした
デビル・メイ・クライが帰って来た。

悪魔と踊ろう』という、キャッチフレーズと共に・・・。



とにかく驚愕です!このソフトには。
大体次の作品を出す時は、前作を超える内容というのがモットーのようですが、
ありとあらゆるすべての点において前作を遥かに上回っています。


想像を絶するほど悪い意味で! ※愚痴全開で飛ばすぜ!


前作があまりにも素晴らしかったため、「2」に対する期待も相当なものだったでしょう。
僕もその1人でした。発売日に速効で買いましたよ!
店頭で流れていたプロモーションムービーとかホント凄かったですよ。

胸に期待をふくらませ、ゲームスタート!

 ↓

オープニングムービーが流れる。ウォォー、ダンテ渋いぃぃ!!

 ↓

高層ビルから華麗に着地。ステージ1の開始。

 ↓

キャラを操作し、ボチボチ進んで、そして敵に遭遇。

 ↓

・・・・・・・。(戦闘中)

 ↓

なんじゃこりゃぁー!Σ( ̄ロ ̄)



もうね、ホントに一瞬頭の中が真っ白になりましたよ。
あまりの出来事に思わず笑いが込み上げてきました・・・。

正直・・、ステージ1クリアする前に飽きました!

自分が思っていたのと全然違うんですもん。想像を絶する違いでした。
なんか剣の振りとか遅いし、やけにスキが大きいし、効果音もなんかショボイしw
スティンガーが最初から使えたけど、これは本気でショボすぎ!!
前作の「ズドオォーン!」って感じの衝撃はないし、なんか「プスッ!」って感じでした。

斬り > 斬り > ハイタイム > ズガガガガ! 一応出来る事は出来たけど、なんだかなぁ〜。

前作に比べ戦闘が格段につまらない・・・これが1つ目の不満点!



2つめの不満点。カメラワークがおかしい!!
ほとんどの画面がズームアウト状態で、キャラがアップになるシーンが全然ない。(ボス戦除く)
いつも離れた位置にカメラがあるから、目の悪い人は何をやってるか分かりづらいと思う。
はっきりいって全然迫力がない!伝わってこない!



3つ目の不満点。マップの意味が分からない!
前作は自分のいる場所から、構造、キーアイテムの場所など。とても詳しかったです。
が・・!!今作はどうだろうか。
キーアイテムの場所はおろか、自分の場所すら全く分からない!
ただ地形が分かるだけ。はっきり言ってナメてるとしか思えない。



4つ目の不満点。サブマシンガンの存在意義不明!
なんで登場させたのか理解できない。エボニー&アイボリーがあるし、絶対いらない!
そもそも銃は連打してこその醍醐味だと思います。
それに今回はエボニー&アイボリーも押しっぱなしで撃てるし、ホント意味わかんない。



5つ目の不満点。アイテムに関する事!
もっと制限をかけてほしい!
グリーンオーブ(体力回復)が何十個も所持可って、もしや初心者のための気配り!?
はっきりいってこのせいで緊張感がまるで皆無!冷や汗なんて出やしない。

前作の、一個だけ所持可というすさまじい緊迫感はどこへいったのか。
「今使うか?・・いや、もう少し後に・・今使うとやられた時勝てない・・・」etc・・と。
前作ではスゴイありがたみでした。そこそこ値段も高価だったし。
それが今回は・・・ハンッ!絶対ナメてるね、納得いきません。



まだまだ〜6つ目の不満点。剣いらないよ!
「遅い・弱い・スキでかい」と、見事なまでの三拍子。
斬撃のバリエーションがさらに増えたのはまぁいいんですが、
むしろ剣を使うと確実にダメージ受けるんですけど・・・剣の方がメインなのに!
一部の敵やボスと剣で戦うと、剣のスキが大きいせいでホントに食らいます。
仕方なく遠くで離れて銃でちまちまとダメージを与える・・・・つまんねぇー!
今回は銃がメインか!?と思ってしまう。全ッ然スタイリッシュじゃないです。



7つ目の不満点。もっとしゃべってほしい!
今作はダンテの口数が異様に少ないです。もうほとんどしゃべってません。
ファントム戦やネロ・アンジェロ戦の時のようなあの挑発的な口調が全く見られません。
どっちかと言うと落ち着いた感じ(クール)で、老けてしゃべるのが疲れた?・・とw

ステージ終盤では、あのファントムが再び登場したというのに会話はまるでなし。
絶対何か話す!と思っていただけに・・・スゴイガッカリしました。



8つ目の不満点。DANTE MUST DIE!モードがやけに簡単。
前作のDMD!モードをプレイした人なら分かるはずです。あの素晴らしき緊張感を・・・。
ボス戦では一撃食らっただけでほぼ瀕死。手に汗握りしめ必死にプレイした最凶の難易度。
が・・・!!
今回は遥かに難易度が下がっており、しかも回復アイテムなども大量に所持できるし、
そのうえボスはゴリ押しなどで勝つ事も出来る。・・・非常にあっけないです。
今回もクリア特典がありますが、さほど頑張らなくても出来るので・・なんともまぁ〜。
しかもコマンド入力で特典ゲットも出来るし♪なんか笑っちゃいますよ。



9つ目の不満点。とにかくすべて!

期待に期待をふくらませ、ここまで落胆したゲームは数少ないです。
プロデューサーだったか監修の人が変わっただけでここまで変わるものなのかと!!
一応全ステージクリアはしたけど、まぁストーリーはよく意味わかんないし。
何周もプレイする気なんて・・全ッ然!起こらないし。
特典のほとんどはコマンド入力で出しましたよ、えぇ。公式のコラムに載ってますしね(笑)


それでも少なからず・・・ホンットに少ないけど良い点もありました。



まぁ、どんなゲームにも少なからず良い点はありますよね?(*^-^*)
ただこのゲームに関しては悪い点を探す方が明らかに早いです・・。



結論:ほぼクソゲー



「1」が面白かったからやってみよう!って人は絶対やらない事をオススメします。
90%以上の人はまず間違いなくガッカリしますので・・・。

ぶっちゃけ 2 は存在しなくても良いと思います♪

発売日に買ってガッカリしたけど、購入特典の“リベリオンの首飾り”は何気に嬉しかったかも♪


今秋に「3」が出るとのことですが、「2」のような失態は繰り返してほしくないですね。
「1」のような感覚でプレイ出来る作品である事を祈るばかりです。

2004年09月


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