THE カンフー

−SIMPLE2000シリーズ VOL.82−

発売日 2005年7月28日
価格 2000円
ハード プレイステーション2
発売元 D3 PUBLISHER
ジャンル アクション


詳細ページ


おなじみSIMPLE 2000シリーズのソフト・第82弾。
プレイヤーは カンフーの達人・・・ではなく、修行中の青年「成雷」を操り、
全部で4つの異なるストーリーをクリアしていきます。



とにかくこのゲーム、スゴイです・・・!!
あまりの凄さに 思わず腰を抜かしてしまいそうになりました。



あまりのショボさにッ!!



なんというか、ツッコミ所満載です!!(*^_^*)

まずゲームを始めると、名前入力画面が出ます。
「ひらがな・カタカナ・漢字」から選んで好きな名前を付けられるんですけど・・・。

特に反映されません。

名前を変えても 師匠からは普通に「お前」とか「成雷」って呼ばれるし。
名前付ける意味ないじゃん!!!Σ(゚□゚)

・・・・・スタッフロールで自分の付けた名前が出るだけでした。(超意味不明)



主な操作方法としては・・・。

= 攻撃  = ジャンプ × = ガード  = スーパーモンキーモード発動

視点変更ボタンなどは特になし。
が攻撃で ×がジャンプでいいじゃん・・・とか思っちゃいます。


しかも肝心の攻撃、かなりショボイです(*^_^*)


「アチョー!!」


カンフーを詳しく知りませんが、ショボイ事だけは確実に分かります。
しかも最初は一段のみ! スコアが一定以上になると 二段・三段と攻撃が可能になります。
なんというシステム・・・。その上二段目はさらにショボイです!!


なにこのリーチの短さ!


攻撃してるのか、指を立てて挑発をしてるのか、それすらよく区別できません。
これがカンフーの型と言うのなら、渋々納得せざるを得ませんが・・・。


このゲーム、素手の攻撃以外にも武器も使えます。
刀や棍、はたまた長椅子など。
敵を倒して取ったり、ステージ中に置いてあったりなど、まぁそれはおいといて。
攻撃モーションが なんかウケるんですよ。


「ホワチャー!!」


なんだそのへっぴり腰は!!!( ´,_ゝ`)
大の男が そんなあまりにもみっともないモーションで攻撃など・・・。
「普段刀を使わないから」かもしれないけど、でもあまりにもこれは・・・。
とりあえずショボさがビシビシ伝わってきました♪



そして何より、一番気になるのはやはり スーパーモンキーモード だと思われます。


発動!!


ちょっとだけカッコイイです。そして発動すると・・・。

無敵化・攻撃力1.5倍・スピードアップの効果が一定時間持続します。

無敵化の時点で既に終わっています・・・。
しかも使用制限が1回ではなく、軽く3〜4回は使えたりします。
レベルが上がれば当然それ以上に・・・。


ステージ開始 → 発動 → 雑魚敵ガン無視 → ボス到達 → 無敵でごり押し → 以下くり返し


こんな素晴らしい式が出来上がります。
雑魚なんて 倒してもスコアが上がるくらいしか 倒す意味ありませんから。
ボスもボスで、無敵化で軽く倒せますし。
発動しなくても ジャンプ蹴りしてるだけでも 大抵は勝てちゃいますが。

全然関係ないけど、スーパーモンキー って聞くと、
「安室 奈美恵 with スーパーモンキーズ」を思い出しちゃう僕はオッサンですかね♪



ストーリーはストーリーで、なんというかまぁ・・・。
フルボイスで広東語(字幕付き)なのはなかなかだと思われますが。
英語以上に全然理解できません。まぁそれはおいといて。



これ、ムービー(?)に見えがちですが、実は一枚絵です。
まさに SIMPLE です。お姉チャンバラみたく口パクがないとか、そういう以前の話ですからね。
ちなみに、自分の父しか使えない拳法を使う敵が現れて・・・と言った感じのストーリーです。




結論 : ネタゲー!!




定価で買うと大抵の方は確実に後悔します!!
プレイしていても全然面白くないですから・・・(ツッコミ入れるだけで)

明らかに当たり(食らい)判定のおかしい攻撃、ショボすぎるアクション、使い回しのステージ、
敵だってもちろん使い回し。ボスですら使い回されていますから(笑)

誰がプレイしても確実にクリア出来るし、1時間程度あれば終わっちゃうでしょう。
そしてその後は押し入れに・・・と。

唯一良かったと思える点と言えば・・・。
それなりに雰囲気の出てるBGMや、修行(ミニゲーム)くらいですね。


指定されたキーを素早く入力!etc・・。


ミニゲームも、ちょっと面白かった程度ですけどね^^
少なくともストーリー本編よりは楽しめたと思いました。
個人的な事ですが、中古で480円で売っていた理由がプレイしてハッキリと分かりました。

2005年12月

(C) 2005 Vingt-et-un Systems Corporeation (C)2005 D3PUBLISHER (利用許諾済)


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