THE 裁判
〜新米司法官 桃田司の10の裁判ファイル〜
−SIMPLE2000シリーズ VOL.43−
発売日 2004年3月18日 価格 2000円 ハード プレイステーション2 発売元 D3 PUBLISHER ジャンル 法廷バトル
というわけで発売された「THE 裁判」という新しいジャンルのゲーム。
まぁ、実際は“逆転裁判のパクリか!?”という風に騒がれていたりしますが・・・(*^^*)
僕自身も買うまではちょっと思いましたし♪ で、実際に買って確かめました。
逆転裁判と異なる所(笑)
その1:キャラクターボイスがあります。
さすがDVDなだけあってフルボイス完備!とにかく各キャラがよく喋ります。
しかも結構有名な人が多いと思われます。(個人差有り)
主人公の桃たんはCCさくらの李苺鈴役、ぴたテンの紫亜ちゃん役…のお方。(わかる人だけ頼むッ)
人以外にも、ケンジロウとベンジーという法律検索ソフトのキャラも喋りますが・・・、
語尾に〜〜だワン、〜〜だピ、などを付ける・・・聞いていてちょっと引くような喋り方です。
なんか・・、この部分は「萌え要素」としかw
ど〜でもいい事ですが、主人公が時給850円の時給弁護士ってのは笑った♪
その2:エピソード数が結構多いです。
全部で10話、これだけ聞くと長そうに感じますが、実際はそうでもないです。
大体早くて1話20〜30分くらいあれば終わるかと思います。
終盤はそれでも長いストーリーにはなると予想しますが・・・。
まぁ、思ったよりかは早く全部クリアー出来るのではないでしょうか。
その3:時間の概念が存在します。
「調査パート」と「裁判パート」にはそれぞれ決められた時間が設定されていて、
1つのコマンドを実行するごとに、時間が過ぎていくというシステム。
「逆転裁判」の場合は、証拠品をすべて集めないと「法廷パート」が始まりませんが、
このゲームの場合、たとえ証拠品が集まっていなくとも法廷に立てます(笑)
ま、そんな場合はまず負けるでしょうけど(≧m≦*)
その4:裁判長がさらに役に立ってませんw
「逆転裁判」の裁判長は、所々木槌を叩いたりそこそこ活躍(?)していますが、
木槌は叩かない、存在感薄い、自らが判決を下せないw 素晴らしい三拍子♪
このゲームは陪審員制度というシステムを採用しています。
全部で11人いる陪審員が、インターネットで中継されている裁判を見ていて、
最終的に多数決で判決を下すというかなり変わったシステム。
なので、肝心の法廷もギャラリーが皆無で寂しいです(;^-^A
その5:尋問や異議の申し立てについて。
まず、ゆさぶるというものがありません。 そしてどんな時でも異議を申し出られる というわけでなく、 画面上に「△つっこむ」というアイコンが表示されて、 △ボタンを押した時に、異議を申し出る事が可能。
・・・逆に言うならば、アイコンが表示された時に |
異議ありッ!!
さすがに異議あり!とは言いませんでしたw ←こっちの方が現実的で普通かもしれません。この時に・・・、
・・・間違うと当然陪審員の心証が悪くなる・・・。 |
上記が主なシステムだと思います。
主人公が女の子ってのは・・・、可愛くて良い感じだと思います♥
逆転裁判の千尋さん風かなぁ〜と、思ったりもしましたが全然違いました。
感情が高ぶると喋り方が関西弁になるという、なんともおかしな設定o((*^▽^*))o
まぁ確かにツッコミは関西弁が定番ですよねw(ゲーム中本人談)
可愛い顔に可愛い声だから許すッッ!(でも元ヤンキーw)
結論:“逆転裁判とはまったく異なったゲーム”だと思います。
少しやってみた感じでしたが、序盤はなかなか面白かったです。
頭を使うのは一緒だし、良いお勉強(何の?)になるかもしれません。
ですが・・・なんだか途中から少し飽きが入りました(;^-^A
正直僕にはつらかった、難しい言葉も結構出てきますし。まさに本物の裁判でした。
その分爽快感などが感じられず、BGMもあまり好きにはなれませんでした。
途中全くセーブも出来ず、敗訴になった場合は再びその話の最初から!!(´Д`;)
ここら辺がSIMPLEといった仕上がりだと、痛感しました。
そして・・・・やはり「逆転裁判」にはかなわないと思いました(´ー`;)
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