KOF’2000 エンディング集
- ゼロ戦後 デモ -
ゼロ「君達の負けだ」 「どういう意味だ?」
ゼロ「このボタンを押せばゼロ・キャノンに全てが転送される」
「そんなことはさせない!!」
ゼロ「私にとどめをさしてもムダだ。
なんのためにハイデルンの元にクローンをよこしたと思っている!
さらばだ! 新しき世界の光を浴びて散るがいい!」
「………」
ゼロ「!!!!!」
ゼロ「クソッ! どういうことだ……!?ぐぅあああああ……!!」
ゼロ「……誤作動だと! 何が起きている!?」
『はしゃぎすぎだよ』ゼロ「貴様らか……!?」
『ペナルティよ。受け取って』
『ネスツはゆらがない。おまえごときではね』
ゼロ「クッ……!!」
※
- 主人公チーム デモ -
ヴァネッサ「……ここは……?」 ラモン「気付きました? 間一髪でしたよ」
ヴァネッサ「あの子たちは?」
ラモン「はぐれました。ま、大丈夫でしょうよ」
ラモン「なんだ……?」ヴァネッサ「ゼロ・キャノンが落ちてきてるのね。
ところであなたは大丈夫? ケガは?」ラモン「いや今はもう夢心地! あったかい! やわらかい!!」
ヴァネッサ「……バカ」
『泣いちゃダメよ。また会えるわ、きっと。』『今からあなたの代わりに思いっきり泣いてあげる。』
『だからあなたは泣いちゃダメ』
マキシマ「K’! おい! 大丈夫か!? うなされてたぞ」
K’「夢だ。ガキが泣いていた。お姉ちゃんとか言ってたな」
マキシマ「なに!? じゃ、おまえ記憶が……!?」
K’「わからねぇよ。 ……これは?」
マキシマ「すげえ流れ星だな。めったにお目にかかれないぞ」
「……!!」
K’「お前は……!?」
「………」
マキシマ「どうする? 信じるのか?」K’「やりたいようにやる」
マキシマ「本気かよ? こっちは3人ぽっちだぜ!?」
K’「身軽になりゃわけねえよ」
※
- 紅丸チーム デモ -
「……くっくっく……流石だな……麟よ……ゼロを破るとは……」
麟「……ろ……龍(ろん)……!! その顔は一体……!?」龍「くっくっく……新しい力を手に入れた……
全世界は我が“ネスツ”の手に落ちるのだ……」麟「……な、仲間は……!? 裏切るのか…!?」
龍「……協力するか……ここで死ぬか……二つに一つだ……
残っているのはお前だけなんだよ……
ネスツの力と飛賊の体術が融合し、究極の力が手に入るぞ……」麟「………飛賊の誇りを忘れやがって………!!」
龍「……貴様も所詮、古臭い飛賊の残党か……死ね……」
「……死ぬのはお前だ……!」
紅丸「エレクトリッガ――――!!」
紅丸「……!!……変わり身……!!」龍「……くっくっく……良い仲間を持ったじゃないか……いいだろう
……貴様らを殺すのは次回までとっておいてやる……
せいぜい残り少ない余生を楽しむんだな……はははははははは」「………」
麟「……ちっ……余計な事を…」
紅丸「勘違いするなよ…助けたわけじゃないぞ。
ネスツの残党を残すわけにはいかないんだよ…」麟「………ふんっ………ほざけ……」
真吾「……ったく……二人とも素直じゃないんだから。ねぇ、セスさん?
…どうしたんですか? 顔色悪いですよ! どこか怪我でも……」セス「(……は……はやい……!
俺達が計算してたよりもはやく成長してやがる……!!
急がねば…取り返しのつかぬことになるぞ……!)」
※
- 餓狼伝説チーム デモ -
テリー「みんな、早くここから離れるんだ!」 ジョー「くそ、逃げ切れんのかよ?!」
「!!」
「テリー?」
テリー「何してる! 先に行けぇ!
……心配すんな、道はどっかで交わるもんだ……」
こうして全てを消し去りKOFは閉幕…………テリー・ボガードはその行方を消失……
ジョー「悪ぃな、俺もよ、こんな所で止まってる訳にゃいかねぇんだよ!!」
アンディ「い、いや……まずは落ち着いて……僕の話を聞いてくれ……」
マリー「アンディ、ジョーともに帰国……どこかで交わることを信じ、
それぞれの挑むべき道を進む…… 私も含めて……」マリー「その後、私はクライアントの調査を再開。
新たな情報をつかみ、その地へと到着する。
そう、私の“仕事”は終わったわけではないから……」
マリー「……ま、また……先回りされている」マリー「誰? 一体誰にやられたの?!」
「…う、うう…ボ……ド…」
「!!!」
「そいつは何も知らなかったよ……ここも手がかりなし、かな……」マリー「……意外と早かったじゃない」
「言ったろ、道は交わるってな……」
マリー「あなたの相棒……寂しがってたわよ」
テリー「オッケイ……」
※
- 龍虎の拳チーム デモ -
リョウ「まずい! キング逃げろ!」
タクマ「覇王……」タクマ「至高拳――――!!!」
リョウ「バ、バカな……」ロバート「師匠、ビームを至高拳で撃ちよった……」
キング「私をかばって……すまない……タクマ!」
タクマ「当たり前だ! 極限流の世継ぎを産むかもしれんのだからな!」
キング「え?」
「あ?」
「え゙……?」
※
- 怒チーム デモ -
ウィップ「これは……?」 ゼロ「これまでのプロジェクトのデータだ……
おまえの知りたいことはそれを見ればわかる」ウィップ「知りたいこと……?」
ゼロ「そうだ………………」
「……………………」
ウィップ「! もういいわ……、だまりなさい」
クラーク「クッ……、ウィップ? やばい、地盤ごとやられている!!」ラルフ「ムチ子! 逃げろ……! ムチ子…………!」
その後の検証でも、あいつの遺体は見つからなかった。しかし、映像データだけは回収できた。
もしもの時のために、あいつが残した手紙みたいなものだった。
ウィップ『もしもの事があるといけないから、お礼だけを言いたくて。
いい部隊です。とても楽しい。でも大佐!
私はムチ子じゃありませんよ! ウィップと呼んで下さい。
それじゃ、また会いましょう。きっと……』
ラルフ「うるせえ、誰が呼ぶかよ」
※
- サイコソルジャーチーム デモ -
ケンスウ「あかん! 次くるで!!」 アテナ「みんな、さがって!!」
チン「イカン! 無茶じゃ」
アテナ「パオくん!!」
パオ「う・う・う……!」
ケンスウ「はなれるんや!!」
パオ「うわ――――――!!」
「!!!」
アテナ「パオくん……、パオくん……」パオ「う……う……う…… く……くるしいよぉ……」
アテナ「だいじょう……キャ! あつい……」
チン「飽和状態の体にゼロ・キャノンのパワーを吸ってしまったんじゃ
……もう、こうなってしまってはワシらにはどうすることもできん……」アテナ「それじゃあ、パオくんは……」
ケンスウ「……」
ケンスウ「なんとかならんのか!」
パオ「ケンスウ兄ちゃん、くるしいよぉ……たす……け……て……」
「……」
「!!」
「キャ――ッ!!」
チン「あ痛た……た……」薫「え!? 何が起こったのですか?」
ケンスウ「この感じ……力が戻った……んか?」
※
- 女性格闘家チーム デモ -
香澄「一体……何が?」 ユリ「あいたたた……。 あっ、すごい穴あいちゃってる!」
舞「あいつ、どうやら消えちゃったみたいね」
雛子「あの、よくわからないんですがー、私たち勝ったんでしょうか?」
ユリ「あのね、雛子ちゃん、これは……」
舞「そう! そうそう! とにかく私たちは優勝したのよ!
はははははは……」香澄「やったわね! 雛子ちゃん! 初出場で初優勝よ!!」
雛子「はい〜ありがとうございます。これもみなさんのおかげです」
ユリ「(ちょっと舞さん! いいんですか?)」
舞「(いいのよ! とにもかくにも優勝したんだから!)」
ユリ「(……)」
―― 一週間後 ――
「雛子様〜」
「こっちをお向きになって〜!」
香澄「すごい人気ですね、雛子ちゃん!」
ユリ「でも、まさかホントに学校に相撲部ができるなんて!」
舞「よかったじゃない、結果オーライよ!」
雛子「あっ、舞さ〜ん、ユリさ〜ん、香澄さ〜ん」
「きゃあ〜、あの方達が雛子様と一緒に優勝された方よ〜!!」「素敵ですわ〜」
舞「な、なんかヤバクない?」ユリ「そ、そんな感じが……」
香澄「逃げましょう!」
「キャー!!」
「お待ちになって〜!!」
「皆様も相撲部にお入り下さい〜!!」
舞「うわっ、女子高ってこんなの?」
ユリ「知りませんよ!」
香澄「とにかく逃げましょう!」
雛子「ああ、幸せですわ!!」
※
- 韓国チーム デモ -
キム「チャン! チョイ! ゼロから離れろ!!」 キム「クッ!!」
ジョン「大丈夫ですかー!」
キム「第二波が来るぞ!!」
「ヒィィィィィィィ!!」
「ギャァァァァァァァ!!」
ジョン「チャンさーん! チョイさーん!」
キム「おい! 大丈夫か!! しっかりしろ!」ジョン「ふむ……特に外傷なし……どうやら気を失ってるだけのようです」
チャン・チョイ「ん……ん……」
キム「おお、気が付いたみたいだぞ!」
チャン「まったくえらい目にあったでヤンス」
チョイ「ったくよう、死ぬかと思ったぜ!!」
チャン「……やんす……?」
チョイ「……ぜ……?」
「!!」
チャン「なんでアッシがダンナで!!」チョイ「オレがお前なんだよ!!」
キム「というわけで…… これはどうしたものか……」ジョン「困りましたねぇ」
キム「やはり『ゼロ・キャノン』という物で、こうなってしまったのだから
ネスツの人間に聞くしかなさそうだな」ジョン「でも、あの人には聞けそうもありませんが……」
チャン・チョイ「……」
※
- 京&庵チーム デモ -
京「利用された分の借りだ、確かに返したぜ!」
ゼロ「利用……? 無式の力はゼロ・キャノンにも反映した。
最大の敬意を表したつもりだが……」京「ふざけんな! てめえ……!」
ゼロ「ムダだ。何を言っても私はもうすぐ息絶える。
それよりいいのかね? 君を待ってる人もいるだろう……」
京「……!」
京「待ってる人か……」
庵「御託はいらんぞ……」京「だろうな。こっちも人を待たしてるんだ」
『行くぜ……!』
※
- クーラチーム デモ -
「クーラ! クーラ!!」 「ゼロ・キャノンにやられたんじゃ……」
クーラ『ここにいるよ』
「無事ね! どこにいるの?」
クーラ『これも壊さなきゃ……』
「え!?」
「クーラ、何をする気?」
クーラ『こいつ、まだ生きてる。壊さなきゃ』
「無理しなくていい!! 帰ってきなさい!!」
クーラ『だって、こんなのがあったらみんなが危ないもん』
クーラ『このまま…… 死んじゃうのかな……』
クーラ『……え! キャンディ!?』
「クーラ!? よかった、無事なのね!」「クーラ……! どうした!?」
クーラ『トモダチってなに?』
「どうかしたの?」
クーラ『この子がトモダチだから守ってくれるって』
「そう…… 友達は何にも代えられない大切な人のことだよ。
抱きしめてあげなさい」
『くーら……トモダ……チ……クー……ら……トモ……ダ……チ』
クーラ『うん』
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