KOF’95 餓狼伝説チームストーリー




 前大会から1年後のある日…地中海の小島で修行中のテリーとアンディのもとに、
 若きムエタイチャンプ、ジョー・ヒガシが尋ねてきた。

 ジョー「テリー、アンディ! 2人ともせいがでるなあ」
 テリー「よう、ジョーじゃねえか。今着いたのか?」
 ジョー「ああ…。ところで、さっきホテルに寄ってきたんだが、俺たち宛にこんなものが
      来てやがったぜ!」

 そう言って、ジョーは一通の招待状を取り出した。

 アンディ「こ、これはキング・オブ・ファイターズの招待状!?」
 テリー「おいおい、またかよ。一体どういうことだぁ?」
 ジョー「さあね。あっ、それと、さっきまで舞ちゃんがいたんだがな…」
 アンディ「えっ? ちょ、ちょっと待て。ひょっとして舞も来てるのか…」
 ジョー「ああ、来てたことは来てたんだが、この招待状を見た途端…、
     『どうせアンディはあなたたちと組むんでしょ!』って怒ってな、
      また飛行機に乗ってどっか行っちまったぜ。まったくアンディは女泣かせだなぁ!」
 アンディ「何でそうなるんだ!まあ、たぶん前回のメンバーとチームを組むつもりなんだろう。
       また強敵になるな」
 テリー「それにしても、今度の大会は一体誰が主催者なんだ?
      ルガールは前回死んだはずだし……まさかギースやクラウザーが!?」
 ジョー「そのことだがな、その招待状と一緒にこんなのも来てたぜ」

 懐からもう1通の手紙を取り出したジョー。

 「テリー君、アンディ君、ジョー君。この手紙が届く頃には、ちょうどキング・オブ・ファイターズ
  の招待状が届いていると思う。あいにく私は参加できないが、今回はちょっとした余興を
  用意して置いた。ぜひ楽しんでくれたまえ。君達の優勝を祈っている
  ……ギース・ハワード」

 アンディ「ギースがこの大会に何かを仕掛けているのか…」
 ジョー「なんにせよ、今回の主催者はギースじゃねぇってことだろう?」
 アンディ「それじゃあクラウザーなのか?」
 ジョー「いや、そりゃわかんねえぜ…」
 テリー「アンディ、ジョー。今、そんなことはどうでもいいじゃねえか。
      世界のどこかでキング・オブ・ファイターズが開催されるって言うのなら、
      当然出場しなきゃならねえってことだよ!」
 ジョー「ヘッ、そうだな、その通りだ! とにかく出場して勝ちゃいいんだよ!」
 テリー「そうと決まれば早速準備するか」
 アンディ「ああ!」
 ジョー「よっしゃあ! また暴れてやるぜ!」

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