KOF’95 キムチームストーリー
ある晴れた日の午後。
チョイ・ボンゲとチャン・コーハンの2人はキムとの修行の休憩に入っていた。チョイ「は〜ぁ…まったく、来る日も来る日も修行で、もううんざりでやんすよ」
チャン「ああ。かといって逃げ出してもすぐ捕まるしなぁ。キムのだんなにも困ったもんだな」
チョイ「いっそ、2人一緒に襲って倒してやるでやんすか?」
チャン「それができりゃとっくにやってるよ」
チョイ「さいでやんすねぇ…」
チャン・チョイ「は〜あ…」修行に疲れ、キムから逃げ出したく途方に暮れていた2人にキム宛ての手紙が届けられた。
チョイ「ん? なんでやんすか? でも、この封筒どこかで見たような気が…」
チャン「こ、こりゃあ!キング・オブ・ファイターズの招待状だぜ!」
チョイ「え〜、またでやんすかぁ。もういいでやんすよぉ。
あんな骨折り損のくたびれもうけな大会なんて…」
チャン「ん? ちょっと待てよ。この招待状も前回と同じ[R]の字が入ってるぞ」
チョイ「はぁ? まさかあのルガールとかいうだんなでやんすか?
でも、あのだんなはあのときに死んだはずじゃあ…」
チャン「おい! いいこと思いついたぜ」
チョイ「なんでやんすか?」
チャン「この大会に出場してだな、またあのだんなに会うんだ。そのときに頼み込んで仲間に
してもらうんだよ!そうすればこんなつれえ日々ともおさらばってわけだ。どうだ!」
チョイ「おお! ナイスアイディアでやんすねぇ。それでいくでやんすよ」そのときランニングから帰ってきたキムが2人の前に現した。
キム「よし、2人ともそろそろ修行を再開しようか!」
チョイ「あっ、キムのだんな。こんなものが届いているでやんすよ」
キム「ん? なんだ… おお! キング・オブ・ファイターズの招待状ではないか!!
やはり今年も来たか。これでこそ修行をしたかいがあったというものだ。
よし! さっそく大会に備えて明日からは練習量を倍にするぞ」
チャン・チョイ「えっ、ええ〜!!」
チョイ「なにかとんでもないことをしてしまったような気がするでやんすよ」
チャン「ん、ま、まぁ、大会まで辛抱すりゃあなんとかなるんじゃねえか…」
キム「何をしているんだ2人とも! さあ修行を始めるぞ!」
チャン・チョイ「は、は〜い」