KOF’MAXIMUM IMPACTストーリー
―無敵の龍―
リョウ・サカザキ
<5分後に、ラルフ大佐から電話がかかってくるな・・・>
少し苦笑をしながら、クラークは封書をもってリビングへと戻った。
予測した時間きっかりに電話が鳴った。
受話器の向う側から聞きなれた声が喚き立てていた。
「おい、あれは届いたか?クラーク!早くポストを見ろ。招待状が届いているはずだ!」
『今、ポストから戻ってきた所ですよ。』
「おっ!そうか、届いていただろう。」
『ええ、届いてます。』
「よし、早速準備しろよ。俺は今からジムに行ってトレーニングだ。じゃな、3日後に会おう。」
電話は一方的に切られた。
クラークは、「イエッサー・・・・・・」と小さく言った。